Light C | ← → 目次 索引 |
Light C では、変数名、関数名、マクロ名などすべての識別子に Shift-JIS コードの日本語文字を使用できます。
文字列内を除き、全角のアルファベットと、+、−、[]などの記号は、半角と同一視されます。したがって、キーワードや演算子を全角で記述することもできます。
例 | if ( 金額 >= 100000 ) |
資産 += 金額; | |
else | |
経費 += 金額; |
次のキーワードは、ISO/JIS/ANSI 規格外です。
near far syscall stdcall pascal interrupt |
これらのキーワードには、先頭に下線 (_) を付けることもできます。下線を付けたキーワードは、-ansi を指定したときでも使用できます。
次の C99/C++ 互換仕様も、C89 仕様では ISO/JIS/ANSI 規格外です。
例 | for ( int i = 0; i < 10; i++ ) | |
sprintf( buf, "i = %d\n", i ); | // コメント... | |
long x; |
-ansi を指定すると、ISO/JIS/ANSI 規格からの拡張が無効になります。
以下の機能はサポートされていません。
ヘッダー ファイル locale.h と、そこに含まれる関数や定数は、サポートされていません。setlocale、strcoll、strxfrm 関数もサポートされていません。生成されるコードのサイズも考慮して、現時点では、ロケールの切り替えに対応する予定はありません。常に日本語と Shift-JIS コード体系が使用されます。
サポートされない機能
int func( a, b )
int a;
long b;
{ ... }
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