このドキュメントの表記規約

このドキュメントで使用されている表記規約について説明します。

構文の表記

構文の表記は、必ずしも厳密に形式化されてはいませんが、おおよそ次の規則に準じています。

string 斜体は、「string」自体ではなく、何か別の文字列を入力することを示します。
<文字列> 上と同じです。< > 自体は入力しません。
[ ] 省略可能なことを示します。[ ] 自体は入力しません。
... 同様の指定を繰り返せることを示します。
,... 同様の指定をカンマ (,) で区切って繰り返せることを示します。
;... 同様の指定をセミコロン (;) で区切って繰り返せることを示します。
{a|b} ab のいずれかを入力することを示します。

互換性

各機能がどのような場合に使用できるのかを示すために、色付きのマークが付記されている場合があります。

[OS] 元来 OS の API を使用する機能です。 現在の Light C では、MS-DOS または Windows で実行するコードを作成する場合には使用できますが、他のシステム向けのコードを作成する場合には使用できません。
[LC] ISO/JIS/ANSI 規格で規定されていない Light C 固有の機能であることを特に示す場合に付記されます。
[C99] 現在の Light C for x86 は基本的に C89 (ANSI X3.159、1989 年 12 月) に準拠しています。C90 (ISO/IEC 9899:1990 Programming Languages-C、1990 年 12 月) および日本工業規格の JIS X 3010:1993「プログラミング言語 C」も基本的に C89 と同じです。

ただし、Light C for x86 は C99 (ISO/IEC 9899:1999 Programmin Language-C Second Edition、1999 年 12 月) および JIS X 3010:2003 の仕様の一部もサポートしています。これらの C99 仕様には、このマークが付記されています。

参照   ISO/JIS/ANSI 規格との互換性

円記号とバックスラッシュ

英語環境でのバックスラッシュ (\) は、日本語環境では円記号 (\) になります。どちらも文字コードは 0x5C です。このドキュメントでは、コード表記などでバックスラッシュが表示される場合がありますが、それらは円記号と同じものです。