Light C | ← → 目次 索引 |
Light C と Light Macro Assembler は、MS-DOS 標準形式のオブジェクト (OBJ) ファイルを生成します。LIL はこの OBJ ファイルを受け取り、EXE、COM、BIN、HEX の各形式で実行イメージを出力します。
MS-DOS で標準的に使用されていたオブジェクト ファイルの形式で、Relocatable Object Module Format (OMF) とも呼ばれます。通常、拡張子は .obj になります。現在も多くのツールがこの形式に対応しています。
この形式の OBJ ファイルは、多くのリンカに入力できます。たとえば、次のリンカがこの形式のオブジェクト ファイルに対応しています。
また、この OBJ 形式の詳細については、多くの文書が公開されています。以下はその例です (2000/02/10 現在)。
MS-DOS 標準の EXE 形式です。このファイルは、MS-DOS、Microsoft Windows の DOS 互換ウィンドウ、およびそれらと互換性のあるシステムで実行できます。
MS-DOS 標準の COM 形式です。ファイルの先頭からコードおよびデータの 16 進コードが並ぶ単純な形式で、MS-DOS、Microsoft Windows、およびそれらと互換性のあるシステムで実行できます。BIN 形式と似ていますが、COM 形式ではファイル先頭がオフセット 100h に相当します。
ファイルの先頭からコードおよびデータの 16 進コードが並ぶ単純な形式です。
「インテル HEX 形式」を参照してください。
現在の Light Macro Assembler、Light C、LIL は、PE (Portable Excutable) および NE 形式をサポートしていません。この形式の実行ファイルを作成するには、Microsoft LINK.EXE、Borland TLINK.EXE などを使用する必要があります。
PE, NE
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