Light Macro Assembler (LASM) は、MS-DOS 汎用のマクロアセンブラです。Windows 95/98/NT/2000 のコマンドプロンプト内でも使用できます。初心者の方にもベテランの方にも満足していただけるアセンブラを志向しております。
LASM の仕様は標準的です。アセンブラ文法は MS-DOS 系アセンブラの事実上の標準である Microsoft MASM の文法に準拠し、高い互換性を実現しています。市販本や雑誌に掲載されているアセンブラコードの多くはこの文法に従って書かれているため、LASM でそのままアセンブルできます。
LASM は MS-DOS 標準形式のオブジェクトファイル (OMF 形式の .OBJ ファイル) を生成します。したがって、同形式のオブジェクトファイルを使用するすべての高級言語とリンクすることができます。Windows 用コンパイラに付属する 32 ビット リンカも、多くの場合はこの形式のオブジェクト ファイルをサポートしています。
LASM にはリンカとソースレベルデバッガが付属しています。リンカ、デバッガともに、アセンブラプログラムではよく使用される COM 形式に対応しています。デバッガにはプログラム実行経路の追跡のみ行うモードがあり、プログラムを手軽に調べることができます。MS-DOS 等付属するリンカ LINK.EXE とデバッガ SYMDEB も使用できます。
また、MS-DOS 用のエディタが付属しています。DOS/V 用と PC-9800 用があります。
1999 年 8 月には、姉妹品として C コンパイラ「Light C」が発売されました。また、2000 年 4 月には、Z80 および KC160 向けの LASM と Light C が発売されます。
Light Macro Assembler for x86 |
https://www.tamasoft.co.jp/lasm/ |
Light Macro Assembler for Z80/KC160 |
https://www.tamasoft.co.jp/lasm/z80/ |
Light C for x86 |
https://www.tamasoft.co.jp/lc/ |
Light C for Z80/KC160 |
https://www.tamasoft.co.jp/lc/z80/ |
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