ほかのファイルから公開された名前をこのソースファイルで使用できるようにします。
構文 EXTRN label [: type] [AS ext-name] ,... 例 EXTRN VAR EXTRN MSG:BYTE EXTRN ABC:NEAR, DEF:WORD EXTRN PASCAL1:FAR AS PASCAL, AX1:NEAR AS AX
label には、このファイルで使用する外部名を指定します。外部名とは、後でリンクされるほかのファイルで(アセンブラなら PUBLIC や COMM によって)公開されている名前です。
type には、label のタイプまたは「ABS」を指定します。ABS は、EQU または = 文で定義された名前を参照する場合に指定します。省略すると BYTE になります。
ext-name〔LASM〕を指定すると、外部名を別の名前で参照できます。この機能は、アセンブラのキーワードなどラベルとして使用できない外部名を参照するときに便利です。
以上の組は、カンマで区切っていくつでも指定できます。
EXTRN 文をセグメント内に記述すると、label はそのセグメントに所属すると見なされます。外部名の所属するセグメントが既知の場合、それを参照する EXTRN 文をそのセグメント内に記述すると効果的です。EXTRN 文を誤ったセグメント内に記述すると、正しいコードが生成されない可能性があります。