以下では、アセンブラ LASM.EXE の基本的な使い方を説明し、アセンブルオプション、アセンブルリスト、およびアセンブルエラー/警告について解説します。
アセンブラの文法については、「アセンブラ文法」を参照してください。
コマンドライン構文
LASM.EXE は、アセンブラソースファイルをアセンブルして、オブジェクトファイルを作成します。LASM を起動するには、コマンドラインから次のように入力します。
LASM <src-file> [<asm-options>...]
<src-file> には、ソースファイルの名前を指定します。拡張子を省略すると、「.ASM」が追加されます。拡張子のないファイル名を指定するには、ファイル名の末尾にピリオド (.) を付加します。
<asm-options> により、アセンブル方法をさまざまに変更できます。詳細については、「アセンブルオプション」を参照してください。
ソースファイル名とアセンブルオプションを指定する順番は自由です。各項目の間は空白で区切ります。
例 LASM HELLO ソースファイル HELLO.ASM をアセンブルする LASM HELLO.A ソースファイル HELLO.A をアセンブルする LASM HELLO. ソースファイル HELLO をアセンブルする LASM HELLO /U ソースファイル HELLO.ASM をオプション /U でアセンブルする LASM /U HELLO 同上
アセンブル画面例
lasm hello Light Macro Assembler Version 2.xx Copyright (C) Tama Software Ltd., 1991-1994. hello.asm cseg ・・・・・・・・・・・ 17 bytes dseg ・・・・・・・・・・・ 10 bytes sseg ・・・・・・・・・・・ 256 bytes Total ・・・・・・・・・・ 283 bytes