Light Linker (LIL.EXE) は、EXE、COM、BIN、HEX の各形式で実行イメージを出力できます。ここでは、そのうち EXE、COM、BIN の 3 形式について紹介します。
EXEォZ80:〔x86〕サ
Light Linker (LIL.EXE) が出力する EXE ファイルは、MS-DOS 標準の EXE 形式です。このファイルは、MS-DOS、Windows 3.1/95/98/NT/2000、およびそれらと互換性のあるシステムで実行できます。参考資料については、オブジェクトファイルの説明を参照してください。
COMォZ80:〔x86〕サ
MS-DOS 標準の COM 形式です。ファイルの先頭からコードおよびデータの 16 進コードが並ぶ単純な形式で、MS-DOS、Windows 3.1/95/98/NT/2000、およびそれらと互換性のあるシステムで実行できます。
BIN
ファイルの先頭からコードおよびデータの 16 進コードが並ぶ単純な形式です。COM 形式と似ていますが、COM 形式のファイル先頭がオフセット 100h に相当するのに対し、BIN 形式のファイル先頭はオフセット 0h に相当します。
PE / NEォZ80:〔x86〕サ
現在の LASM、Light C、および LIL は、PE (Portable Excutable) 形式および NE 形式をサポートしていません。この形式の実行ファイルを作成するには、Microsoft LINK.EXE、Inprise (Borland) TLINK.EXE などを使用する必要があります。