日本の重要湿地500 「虎毛山湿地」
 ↑北/車道/歩道・登山道/湿原内の歩道・木道 |
 国道108号 林道入り口 虎毛山 林道終点 赤倉沢徒渉点 高松岳分岐 |
虎毛山の地元でのキャッチフレーズは『雲上のオアシス』です。7月下旬、梅雨明け後の平日に登りましたが、奥深い静かな山でした。湿原は広くはありませんが、池塘を中心に湿原らしいのびやかな風景が広がっています。
林道終点から40分で赤倉沢徒渉点にかかる橋を渡り、登りが始まります。2時間半ほどがんばってください。途中はヒノキやブナの森です。高松岳への分岐に出ると登りがゆるくなります。雨が降るとぬかるみそうな狭い登山道が続きますが、ハイマツの海の中を進んで避難小屋の屋根が見えてくると木道になり、やがて頂上です。湿原は頂上を通り過ぎた東側にあります。このときはモウセンゴケが満開状態でした。湿原ではタテヤマリンドウが点々と星をちりばめたように咲いているのをよく見ますが、今回はそれがモウセンゴケの白い花でした。
■お役立ちリンク■
延命泉 新五郎湯： 秋の宮温泉郷にある温泉のホームページです。「登山情報」のページに虎毛山の情報と登山レポートがあります。写真が豊富で楽しめますよ。
※他の湿原のアイコンをクリックすると、そのページに移動します。
＜Google Mapを別のウィンドウに表示＞
■アプローチ■
国道108号鬼首道路を鬼首峠から湯沢方向へ下っていくと、右側に大きな虎毛山の案内看板が見つかり、その向かい側に左折Ｕターン気味に林道に入ります(旧国道108号ではありません)。林道は大部分が舗装路ですが、広い駐車スペースがあるところから林道終点まではダートです。林道終点にも3台ほど停められますが、ダート区間を歩いても20分ほどしかありません。