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★★★★★ 日本の重要湿地500 「尾瀬ヶ原・尾瀬沼」 | |||
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ご存知、尾瀬ヶ原(群馬県片品村・福島県檜枝岐村・新潟県魚沼市)です。 広いですねぇ。時間をかけてゆっくり歩きましょう。できれば平日。 尾瀬ヶ原までのルートは多数ありますが、歩く距離が最も短くて歩く人も最も多いのは、鳩待峠から山の鼻に下るコース(往路1時間、復路1時間半)です。鳩待峠に早朝に着けば、丸一日でほぼ尾瀬ヶ原を一周して日帰りも可能ですが、東京からの日帰りバスツアーでは、上田代を散策するだけで精一杯のようです。ちなみに、尾瀬ヶ原はどのルートでも帰りが登りになるので、昼間に張り切って歩きすぎると帰りがキツイです 笑。 ほかに、富士見下から富士見峠を越えて歩くコース(往路復路とも4時間)、御池から燧裏林道(ほとんどが木道)を歩くコース(往路復路とも3時間)がありますが、山小屋でゆっくり宿泊が前提になりますね。もちろん、宿泊するなら、鳩待峠〜尾瀬ヶ原〜尾瀬沼〜沼山峠というスペシャルコースもおすすめです。 尾瀬の「春」は5月・6月。GWはまだ雪の中です。中旬頃、雪融けが進んだところからミズバショウが顔を出し始めます。この頃は、湿原内のあちこちで木道が水没しそうなくらい豪快な雪融け水の流れを見ることができます。湿原がミズゴケや草の緑色に広く覆われるようになるのは、6月も中旬になってからです。 「夏」は7月・8月。7月中旬〜8月上旬のニッコウキスゲの頃が盛夏です。たくさんの花を見ることができます。訪れる人も多いです。8月に入ると尾瀬も日射しがきつく暑くなり、早くも緑が少し元気なく見えるようになります。小中高校生の団体が多い季節でもあり、平日の賑やかさは一番です。 「秋」は9月・10月。草紅葉は木々の紅葉より早く、9月中〜下旬がねらい目です。10月になると、早朝の木道が凍って滑るようになります。尾瀬ヶ原に入るまでの木道でも紅葉した木々や落ち葉を楽しむことができます。湿原内のシダ類や水草の色の変化もきれいです。 冬。11月になると山小屋も閉まります。尾瀬ヶ原は半年間雪の中です。 どうしてもミズバショウやニッコウキスゲを見たい、という場合は、多少の混雑も覚悟しましょう。そうでもない、という場合は、ミズバショウとニッコウキスゲの端境期である6月下旬〜7月上旬がおすすめです。湿原の緑は瑞々しく、見ることができる花の種類も豊富です。梅雨時でもありますが、雨の尾瀬も悪くないですよ。 ■お役立ちリンク■ 尾瀬保護財団: 尾瀬の基本知識が得られます。交通規制の情報や「尾瀬データブック」には混雑日の情報もあります。 竹内純子と歩く尾瀬: 尾瀬の大地主・東京電力のページです。「尾瀬だより」で季節の尾瀬の様子を知ることができます。 尾瀬へようこそ: 尾瀬で木道の管理・山小屋の営業などを行っている尾瀬林業のページです。「尾瀬総合案内」のページが便利です。 | |||
※他の湿原のアイコンをクリックすると、そのページに移動します。 <Google Mapを別のウィンドウに表示> | |||
■アプローチ■ 尾瀬林業のページの地図がわかりやすいです。 マイカーでは、群馬県側は片品村戸倉、福島県側は檜枝岐村御池にある大きな駐車場(1000円)に車を置くのが普通です。鳩待峠の駐車場(2500円)までマイカーで進入できる期間もありますが、限られています。戸倉〜鳩待峠のシャトルバス(900円)は早朝5時くらいから運行しているので、早めに着いて仮眠をとっている人も多いようです。 富士見下や大清水にも駐車場がありますが、尾瀬ヶ原や尾瀬沼まで距離があるため、日帰りでは忙しい散策になります。(情報は2007年度) |