Light Proxy についての FAQ : 質問と回答 |
Internet Explorer や Netscape などのブラウザを起動し、「Light Proxy の管理」ページを使用してダイヤルアップする場合についての説明です。
なお、Light Proxy から使用する接続ではパスワードを保存するように設定してください。それには、ダイヤルアップ ネットワークの [接続] ダイアログ ボックスで、[パスワードの保存] チェック ボックスをオンにします (Windows 95 の場合)。
このダイアログ ボックスの下部にある [リモート管理用ポート番号] と [サブネットマスク] が正しく設定されている必要があります。ほとんどの場合はデフォルトの「5209」と「255.255.255.0」でよいはずです。
ここで、Light Proxy の [ファイル]メニューの [回線の接続] と [回線の切断] を使用して、ダイヤルアップを操作できるかどうか確認してください。Light Proxy の左上にあるツールバー ボタンを使用してもかまいません (ボタンの上にマウス カーソルを置いて少し待つと、ボタンの名前が黄色のボックスに表示されます)。これにより、ここまでの設定に問題がないことを確認できます。
Light Proxy を使用している場合、自動ダイヤルアップを行う方法には、大きく分けて 2 つあります。Light Proxy の自動ダイヤルアップ機能を使用する方法と、ブラウザやメール クライアント ソフトウェア (メーラー) に付属している自動ダイヤルアップ機能を使用する方法です。
モデム (またはTA) が接続されているマシンで自動ダイヤルアップを行う場合は、そのどちらの方法も使用できます。別のマシンから LAN 経由でモデムを使用する場合は、Light Proxy の自動ダイヤルアップ機能を使用する必要があります。
たとえば、Internet Explorer には自動ダイヤルアップ機能が付属しています。この機能をオフにするには、コントロール パネルの [インターネット] を (ダブル) クリックし、[接続] タブを選択します。Internet Explorer 4.0 を使用している場合は、([モデムを使用してインターネットに接続] ではなく) [LAN を使用してインターネットに接続] を選択します。Internet Explorer 3.0 の場合は、[必要時にインターネットに接続する] チェック ボックスをオフにします。この設定は、Internet Explorer の [表示] - [(インターネット) オプション] を選択することによって行うこともできます。
これで、オンにしたチェック ボックスに対応する自動ダイヤルアップ機能が有効になります。たとえば、[Web] をオンにした場合は、ブラウザでまだ見ていないページを参照しようとすると、少したってからダイヤルアップが開始されます。
注意 クライアント ソフトウェアによっては、接続までに時間がかかるとタイムアウト (時間切れ) で接続を中止してしまうものもあります。そのような場合は、可能ならばクライアント ソフトウェアのタイムアウト時間を再設定し、値を大きくしてください。十分に長く (20 秒ほど) 待つことができないクライアントから Light Proxy を使用して自動ダイヤルアップを行うことはできません。その場合は、クライアント自身に付属している自動ダイヤルアップ機能を使用するか、「Light Proxy の管理」ページなどを使用して手動でダイヤルアップする必要があります。
Light Proxy を使用するクライアントで、クライアント自身の自動ダイヤルアップ機能を使用する場合は、Light Proxy の自動ダイヤルアップ機能をオフにしておくことをお勧めします。両方の自動ダイヤルアップ機能をオンにした場合は、そのどちらが使用されることになるかわかりません (クライアント ソフトウェアによります)。
一般に、Light Proxy を使用するクライアントについては、Light Proxy の自動ダイヤルアップ機能を使用することをお勧めします。
自動ダイヤルアップ機能については、さまざまなケースに完全に対応し切れていない部分が残されており、これから調査する予定です (1998/2/11)。
Light Proxy を NT サービスとして実行し、Light Proxy を使用してダイヤルアップを行う場合は、[Light Proxy] サービスをシステム アカウント以外のアカウントで実行する必要があります。
この理由は次のとおりです。Light Proxy からダイヤルアップを行うには、あらかじめ Windows のダイヤルアップ ネットワークで接続先へのログオンに使用するユーザー名とパスワードを設定しておく必要があります。Windows NT ではダイヤルアップ ネットワーク設定の一部がアカウント別に管理されているので、ダイヤルアップ ネットワークの設定を行ったアカウントで Light Proxy サービスを実行する必要があります。
ルータや一部のTAを使用している環境では、ブラウザで Web ページを読み込むと、常に Light Proxy のキャッシュが使用されてしまって回線接続時でも最新の Web ページを取り込めないとか、いつまでたってもデータが流れてこないという現象が起こる場合があります。この場合は、[Web の設定] ダイアログ ボックスの [常に接続を試みる] チェック ボックスをオンにしてみてください。
Windows、Windows NT はマイクロソフト社の登録商標です。
Internet Explorer はマイクロソフト社の製品です。