式評価演算子(%)

通常は、マクロ実パラメータはそのままの綴りでマクロブロック内に挿入されます。しかしこの演算子を使用すると、実パラメータを式評価した値がマクロブロック内に挿入されます。

次の MACRO 定義を例にとります。

M    MACRO    MP1,MP2
MSG    DB    '&MP1 = &MP2'
    ENDM

ここで次のようなマクロ呼び出しを行います。

ABC    =    10
    M    ABC, %ABC

これは次のように展開されます。

MSG    DB    'ABC = 10'

この演算子で評価する式は定数でなければなりません。定数部分以外(ラベル部分やレジスタ部分など)は無視されます。

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