ELSEIF / ELSEIFE / ELSEIFDEF / ELSEIFNDEF / ELSEIFB /
ELSEIFNB / ELSEIFIDN / ELSEIFDIF / ELSEIFIDNI /
ELSEIFDIFI / ELSEIF1 / ELSEIF2

これらの文は、この条件ブロックにおけるこれまでの条件判定がすべて偽であった場合にのみ条件判定を行います。そのうえで判定結果が真であるときにのみ、後続の文がアセンブルされます。条件判定の方法は、それぞれの綴りから「ELSE」の部分を取り去った条件判定文と同じになります。

「ELSEIF」で始まる文の基本的な使い方はすべて同じなので、ELSEIF を代表にして説明します。

構文    ELSEIF  <式>
例    IF    X - 10
      DB    100
    ELSEIF    X - 20
      DB    200
    ELSE
      DB    X
    ENDIF

「例」では、X が 10 なら 100、20 なら 200、それ以外なら X の値を持つ 1 バイトデータを作成します。この例は、次のコードと同等です。

    IF    X - 10
      DB    100
    ELSE
      IF    X - 20
        DB    200
      ELSE
        DB    X
      ENDIF
    ENDIF

この節の冒頭も覧ください。

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