Light C | ← → 目次 索引 |
void exit( int code ); (stdlib.h)
void _exit( int code );
プログラムを終了して、OS に戻ります。code には、0 〜 255 の終了コードを指定します。exit では、開いているファイルがすべて閉じられ、一時ファイルが削除されます。_exit では、即座にプログラムが終了します。
void
例 | void f1( void ) { printf( "exit process 1\n" ); } |
void f2( void ) { printf( "exit process 2\n" ); } | |
main() | |
{ atexit( f1 ); | |
atexit( f2 ); | |
} |
結果 | exit process 2 |
exit process 1 |
char* getenv( const char* name ); (stdlib.h)
環境変数 name の値を取得します。その名前の環境変数が設定されていない場合は、NULL を返します。
int system( const char* cmd ); (stdlib.h)
OS のコマンドを実行します。
cmd に NULL 以外を指定すると、そのコマンドがコマンド プロセッサに渡され、実行されます。成功すると -1 以外が返されます。失敗すると -1 が返され、errno に理由コードが設定されます。
cmd に NULL を指定すると、OS のコマンド プロセッサを使用できるかどうかがチェックされ、可能なら 1、不可能なら 0 が返されます。Light C では、環境変数 COMSPEC が存在するかどうかで、このチェックの結果が決まります。
例 | system( "dir" ); |
system( "lc /?" ); |
int _system( const char* cmd, const char* param ); (stdlib.h)
コマンドを実行します。cmd には、起動する実行ファイルのパスを指定します。param には、cmd に渡すパラメータ文字列 (なければ NULL) を指定します。
この関数は、system() 関数とは異なり、コマンド プロセッサを使用しないで単純に実行ファイルを起動します。PATH 環境変数が使用されないため、現在のディレクトリにないファイルを起動するには、パスを明示的に指定する必要があります。また、コマンド プロセッサの内部コマンド ("dir" など) を実行することはできません。
例 | _system( "lc.exe", NULL ); |
_system( "c:\bin\lc.exe", "/?" ); |
char far* _getpsp( void ); (stdlib.h)
実行中のプログラムの "プログラム セグメント プレフィックス" (PSP) のアドレスを取得します。PSP とは MS-DOS が規定する情報ブロックで、MS-DOS で実行中のすべてのプログラムに 1 つずつ付加されています。
size_t _rest_stack( void ); (stdlib.h)
現在残っているおおよそのスタック サイズを取得します。_min_stack も参照してください。
size_t _min_stack( void ); (stdlib.h)
最小になった時点で残っていたおおよそのスタック サイズを取得します。
void perror( char* str ); (stdio.h)
現在の errno の意味を説明するメッセージを stderr に出力します。str に NULL 以外を指定すると、メッセージの先頭にその文字列が出力されます。
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