コマンドライン形式

lc.exe のコマンドライン形式は、次のとおりです。

lc src_files... [-options]...
  [-linker linker_commands...] [@response_file...]

src_files には、C 言語のソース ファイル名を指定します。拡張子を省略すると、自動的に「.c」が補われます。

-options には、必要に応じてコンパイル オプションを指定します。

ソース ファイル名とオプションの順番は原則として自由ですが、-linker の後に指定したソース ファイル名とオプション (上の linker_commands) は、そのままリンカ lil32.exe に渡されます。

先頭に「@」を付けて応答ファイルを指定できます (上の response_file)。応答ファイルには、コマンドライン オプションとソース ファイル名をコマンドラインで指定するときと同じ形式で記述します。

複数のソース ファイル名を指定すると、各ソース ファイルがコンパイルされた後、互いにリンクされます。

コンパイルだけを行うには、-c を指定します。コンパイルせずにリンクだけを行うには、-l を指定します。