リンクオプション/M を指定すると、リンクマップが作成されます。リンクマップには、リンク結果としてのセグメントの位置やサイズ、グローバル名の位置などが示されます。
オプション /ZH を指定してアセンブルしたオブジェクトファイルをリンクしたときは、通常より多くの情報がマップファイルに出力されます。
次のコードは、付属のサンプルプログラム HELLO.ASM のリンクマップ例です。
リンクマップの例(HELLO.MAP)
Light Linker Version 2.21D map file of hello.exe 1. セグメント 名前 始点 終点 長さ クラス名 CSEG .......... 0000:0000 0000:0010 11h DSEG .......... 0001:0001 0001:000A Ah SSEG .......... 0002:0000 0002:00FF 100h 2. グループ : なし 3. グローバル名 : なし 4. オブジェクトファイル別のセグメント始点 [hello.obj] CSEG .......... 0000:0000 DSEG .......... 0001:0000 SSEG .......... 0002:0000 5. 行番号とラベルの対応位置 : 情報なし 6. セグメント内の不使用アドレス範囲 セグメント 始点 終点 長さ SSEG .......... 0002:0000 0002:00FF 100h