[オプション] の [検索] タブ

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[ファイル] メニュー の [オプション] を選択するか、 ボタンをクリックするか、Ctrl+O キーを押して、次に [検索] タブをクリックすると、次のタブが表示されます。


発見した同一レコードの表示

まったく同一のレコード (行) が複数発見された場合、それらを何度も表示するかどうかを指定します。

フォーカス時に検索

最前面のアプリケーションを LightGREP を切り替えたときに、自動的に検索を実行するかどうかを指定します。

ただし、クリップボードに単一行のテキストが格納されていない場合は、何も行われません。

レコードの区切り

検索されるファイルをレコード (行) に分割する境界を正規表現で指定します。既定では改行 (\n) です。つまり、通常の 1 行が 1 レコードになります。

LightGREP の検索はレコード単位で実行されます。複数のレコードにまたがる文字列は検索できません。したがって既定では改行を途中に含む文字列は検索できません。

レコードの区切りを変更すると、既存の索引ファイルはすべていったん削除され、次回の検索時に作り直されます。

この区切りは正規表現で指定するので、複数の文字や文字列を指定できます。たとえば「。」と「. 」の両方を区切りにするには、「[。.]」または「。|\.」と指定します。日本語と英語の文章で区切るには「[.?!][ \n]|[。?!]」とするのが一法です。

この正規表現に一致する実際の区切り文字列は、100 バイト以下でなければなりません。また、指定した区切りが 10,000 バイト以上にわたって現れない場合、レコードはそこで(正確には次の非全角第一バイト文字の直後で)切られます。

フィールドの区切り

レコードをフィールドに分割する境界を正規表現で指定します。既定ではタブ (\t) です。この指定は、[検索] ダイアログ ボックスの [フィールドに完全一致] オプションを指定したときにのみ意味を持ちます。

レコード内の検索範囲

レコードの特定の部分だけを検索する場合に指定します。

この検索範囲は、一組の ( ) を含む正規表現を使って指定します。各レコード上でこの正規表現が検索され、ヒットしたときに ( ) に一致した部分だけが検索対象となります。このボックスの正規表現がまったくヒットしないレコードは、検索対象になりません。

正規表現の要素をグループ化する目的で別の ( ) を使用する必要があるときは、代わりに (?: ) を使用してください。

たとえば、各レコードがタブ (\t) で区切られているとき、最初のタブの前の部分だけを検索するには、このボックスに「^([^\t]*)\t」と入力します。この正規表現は、「レコード先頭 (^) からタブ以外の文字 ([^\t]) が 0 個以上続き (*)、その後にタブ (\t) がある」と読むことができます。

いったんこのボックスを指定すると、以降の検索で常にこの制限が有効になりますので、設定したことを忘れないようにしてください。

ファジー検索の一致率下限

ファジー検索」を参照してください。